午後の陽気。







         ぽかぽかして。









         目蓋が仲良くなって。










         後ろの席の雅治が、そろそろちょっかいを出してくる時間。










































         居眠りとKISS















































         「この問題は黒板に板書したように・・・この公式を用いて・・・・・・・」













         ただ今午後の2時丁度。


         学校で授業を受けております。









         知っている方が多々あるかと思いますが、午後の授業は本当に眠たくて仕方がなくって。



         すぐに目蓋と目蓋が仲よーくなっちゃいます。










         「・・・・・・・・・・。」





         熱弁する先生をよそに教室じゅうを見渡してみれば、クラスの大半居眠りしてる。



         もちろん、私の後ろの席である雅治も。













         (ふぇ〜・・・眠い・・・・・・・・・もぅダメぇ・・・・・)











         そして私も誘惑に勝つことが出来ずに、机の上に顔をうつむけました。



         これがやけに気持ちいんだよね。












         午後2時のぽかぽか陽気。






         先生の声以外には、外の風の音と・・・・・・・・私の彼氏の繊細な寝息。












































         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほぇ?









































         私は今まさに眠りにおちようとしておりましたが、


         後ろから髪の毛を梳かれて、目を覚ました。







         「・・・・・・・(雅治?)」





         「・・・・・(・・・眠いぜよ)」






         私の髪をその長い指に絡ませながら、小声で私に話しかけてくる雅治。


         と言っても、彼はその身体を机にうつ伏せにしたままで、私もまだ眠気に勝てずに居た。









         「(私も眠たいよ〜・・・・・・・なんか・・・ぽかぽか〜・・・)」



         「(、ほとんど目が開いとらんぜよ・・・?)」




         クク、と笑いながら雅治が言う。







         「(だって眠いんだもんー・・・・)」


         「(お前はホンマに無防備な奴じゃな。)」


         「(うらへ〜・・・・・・・・・・・)」











         さらさらと雅治が髪を触って、




         そんなちょっかいでさえも私にとっては眠たくなる要素のひとつ。















         もう雅治との会話は会話で無くなっていて。












         私はいつの間にやら深い眠りに堕ちてしまっていた。






































         その後で











         雅治が私の髪にやわらかいキスをしたのと

































         「愛しとうよ」






































         
         そう言ったのは気のせいだっただろうか?
































         居眠りと、KISS

















         070528   ナミダ







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         午後の授業ってホントかんべんしてくれー!!ってくらい眠たいんですよね〜;

         どなたか眠気を覚ます方法教えてくださいませ!(土下座)